2020-07-08 火傷の思い出 ポエム 淹れたてのコーヒーをこぼし 火傷をした 軽かったけど ズキズキ傷んだ 火傷を冷やしながら 何気なく聞いていた 母の話を ふと思い出した つかまり立ちを始めた私が ガスコンロのチューブを引き 煮え立つやかんが倒れた 瞬時に母が私を抱き上げ 煮え湯を被らずにすんだ 母は 自分のせいだ・・・と 怖かった・・・と 火傷をしないでよかった・・・と 話してくれた 今、私は母に守られていたと 母の溢れんばかりの愛情を受けて 私は育ったのだと思い 涙があふれた