流行病にかかった人は その名を広められて 追いつめられるって 自分の家に 住むこともできなくなるって なんで・・ もし自分だったら って もし自分の大切な人だったら って 想像できたなら きっと 心まで傷付く人が いなくなる そう思うんだ

”また来るね” のお別れの時 いつも 君の眉毛は八の字になり 君のお口はへの字にゆがみ ”いや～～だ” がこぼれる 君のそれを見る時 辛いけど 困るけど 必要としてくれる 喜びをかみ締め 再会の瞬間 君のはじける笑顔で 私の心に暖かさが広がる

小さな手で 何度も何度も たっぷり滲みこませて 小さなお口で ぷぅ～～って 何度も何度も 吹き込んだら 虹色のシャボン玉が 風に乗って たくさん たくさん 広がったね 風が吹くのが 怖いと泣いてた君が 風が吹いて 気持ちいいねって それは キラキラ広がる …

何をしたらいいのかわからない 何をしたいのかわからない やる事いっぱいなのに 手を付けられない まるでその場駆け足 前に進まない 私の好きなものは？ 私の向かってるのは？ 焦燥感にかられる こんな時は 息を一つ吸い込んで 心と向き合ってみよう

新しい命が誕生した報せが届いた 小さな体で スヤスヤ眠る天使の写真と共に この世情の中 まだパパともご対面はお預けだって 明るい未来を想わせてくれる かけがえのない 命に感謝し 新しいパパの青年の頃を思い 感慨にふける

やろうと思ってたこと 出来なかったな って思う そんな時 出来たことを 思い出して 数えてみた 小っちゃくても 出来たこともあったから とりあえず 自分の事 褒めてあげよう

精一杯生きてる人が 安心して 生きていける 優しい世の中になる そう信じたい 生きて 生きて！

歯医者さんの診察台から 青い空の背景に 揺れる 緑の木々が見える 目には青葉 この季節の深い緑は 目にも心にも沁みる 背の高いヤマモモの木 その前の大きな葉を揺らす木は 何の木か 『起こしますね～』 の合図で 頭が持ち上がる 木々の足元の 花の彩が加わ…

碧空 いつから 懐かしく思える程 会えなかったね そよぐ風と 眩しい太陽は 果然 穏やかに 充たしてくれるね

幼い頃から 本が好きだった 小学校に上がると 図書室に並ぶ たくさんの本が嬉しくて 毎日必ず３冊借りて その日のうちに読んだ 図書カードが埋まり 束になるのが楽しかった 中学生の時 人気で続きがなかなか読めない 小説を どうしても読みたくて 鍵のかかっ…

2週間ぶりに会った ３歳のお孫君が ショートカットに大変身 ”可愛いね♡” って言うと ”可愛いじゃなくて カッコいいでしょ！！” って怒られた ママが見せたヘアスタイル ”これは赤ちゃん時してたね” って カッコいいヘアスタイル 自分で選んだんだって ”カッ…

トースターを磨いた 嬉しくてあなたに自慢した ピカピカだね と言ったあなたの指が 一瞬 動きかけて止まった 指が向かった先が気になり 後で 目を凝らすと 見えたのは 取り残された汚れ 眼鏡とともに もう一度拭き上げながら ふと思う あなたの指が止まらな…

淹れたてのコーヒーをこぼし 火傷をした 軽かったけど ズキズキ傷んだ 火傷を冷やしながら 何気なく聞いていた 母の話を ふと思い出した つかまり立ちを始めた私が ガスコンロのチューブを引き 煮え立つやかんが倒れた 瞬時に母が私を抱き上げ 煮え湯を被ら…

一年に一度 織姫が天の川を渡り 彦星に逢える日 私の宝物が生まれた日 今年は激しい催涙雨（さいるう）が降っている 二人が再開できた 嬉し涙ならいいな

好きな事をしてて 失敗すると 私はちょっとへこむ やり直そうと 気持ちが焦って また失敗 こんな時は 少し離れてみるのが正解 そう思うと 無性にやりたくなる 何が正解か判らないけど 明日のお楽しみにしよう

自然から たくさんの恩恵をもらうけど 時として 自然は牙をむく 地球は私たちに 何を伝えたいのだろう どうか 大切な命を 奪わないで下さい そのために 私たちは 何をすればいいだろう

出掛ける予定がない日に ワクワクしている自分に気づいた 新しい発見 お家時間の楽しみを 見つけてしまったのかも 変化もまた楽しめる そんな風でいれたらいいな

おうち時間が増えて 毎週会えた友達と会えなくなった 共通の習い事の再開の知らせで 久しぶりに声を聞いた 二人とも 再会できる事を 手放しで喜べない 今を憂い だけど 心の奥に小さな灯が 確かに ともった

今日は一日中 好きな事をする日と決めて 思いっきり没頭した 自分へのご褒美 家族からのプレゼント 仕事の事も 家事も気にせず 昼寝もしないで没頭した 疲れたけど 気持ちはスッキリ 軽くなったみたい 私のために協力してくれた 家族に大感謝 明日からは 家…